NEVERLANDは宝島
こんばんは、毎度です。
今回は、昨日閉園した「NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND」について書こうかな!
綴さんがお題を作成してくださっていたので、お借りいたします…!
ほんとは最初から最後までセトリに沿って書こうかなと思ってたんですけど、それだと長くなっちゃうし、話したいことがありすぎてまとめられる自信がないので、全体を通して感じたことだけ…!
(しかし長い)
※以下、演出バレありますのでご注意くださいね。
▶︎セットリストが秀逸
今回は他公演には入っておらず、10(土)が私のNEVERLAND初日でした。
正直ツイッターとか見てると「アア〜〜札幌宮城広島行きたかったな………」って思ってしまってしんどかったので、レポなどもあまり追わずに私的初日を迎えました。
初めて見た、NEVERLAND。
最初が「NEVERLAND」なのは予想してたけど、NEWSがこの曲でパフォーマンスできて本当に良かった。本当に素晴らしかった。
4人がそれぞれアイテムを持って現れるんです☺️
小山:ワンド
手越:トーチ
増田:刀(日本刀ぽい)
加藤:旗
だ、誰です?増田さんに刀を持たせたのは…!ありがとう
見ているときは「手越くん炎なんて持ってしゅごいねえ〜〜!!!」しか言ってなかったんですけど、冷静に考えたら相当やばいもん見てしまったんですね私たち。
刀なんて一番細くて目立ちにくいアイテムだったのに、それを振ることもなく肩に乗せたまま歌い出すまっすー。
本当にかっこよくて、堂々としていて、その横にいるコヤテゴシゲのアイテムと喧嘩せずにちゃんと目立ってた。。。
NEVERLAND7つの要素を取り入れた演出だったので、炎とか水とか照明とか盛りだくさんで、いつもなら「??2次元かな???」と言うところですが、なんか今回はちゃんと3次元だった。
NEWSが、小山慶一郎として手越祐也として増田貴久として加藤シゲアキとして、そこにいました。かっこ良かった。
そしてそこからアン・ドゥ・トロワに続いて……と、アルバム収録曲をやっていく流れ。まあアルバムを引っさげてのライブだから当然。
でも、ちょいちょい挟むんですよ。NEWSの昔の曲、間にちょいちょいくるんですよ。
(ドームでの追加曲とかあったのでアリーナでご覧になっていた方は違うと思いますが、ドームに準じます。)
D.T.F、恋のABO、さくらガール、バンビーナ、weeeek、、、
↑なんかこの "昔曲のライン" が素晴らしすぎるなと思ったんです。
TEPPENとか希望〜Yell〜、サヤエンドウは毎年やっているから、今回も入れたら「またか…」となる可能性がある。
NEWSは安定感のあるセットリストにしちゃう傾向があったので、そこに関して「攻めて!!!」と思っていた私は、近年のライブにNEWSらしさをイマイチ見出せないでいました。
そんなときの、NEVERLAND。
今回は、昔からのファンも最近好きになったファンも、どちらの心も掴むセットリストだったなと感じました。
最新曲も入れる、ちょっと昔の曲も入れる、6人で歌っているのも入れる。
新しいものばかりでは昔からのファンが寂しさを覚えるし、昔のものばかりでは最近好きになったファンが物足りなさを感じる。
たくさんの寄り道をせざるを得なかったNEWSだからこその幅広いファンを幸せにするにはーーと、難しいテーマだったと思います。
でもNEWSって完成させられるんだなァ〜〜!( ; ; )すごいや( ; ; )
C&Rができる、みんなで踊れる、昔の彼らを思い出せる、成長ぶりが見られる……そんなセットリストになっていて、私は本当に本当に嬉しかった。
これ絶対みんな幸せじゃん?って思えた。
個人的に、この中にI・ZA・NA・I・ZU・KIが入っていたら確実に死んでいたのでそこはちょっと安心☺️
昔からのファンは今回のにI・ZA・NA・I・ZU・KIが入ってたらやばかったんじゃないのお〜〜?!
▶︎ダンスを固めてきた
私これ本当に驚いてさあ…!
NEWSは王道アイドルとしてデビューしているから、みんなで同じように衣装を着てダンスも歌もバランス良く〜ってやってきたグループ。
だからメンバーは比較的踊れるし比較的歌える人たちだったと思います。
でも、それがたぶん、足を引っ張っていた。
私はずっとNEWSのダンスに「?」を感じていました。
もっと踊れる!もっと揃えられるよ!って。
揃わないダンスは、踊っている人がいくらイケメンだろうと評価されません。
NEWSはみんな "比較的できる" 人たちだから、パッと見ではちゃんとしているのだけれど、それではある程度のところで止まってしまう。
ダンスパフォーマンスについて、私は、NEWSは止まり続けていたと思っています。
それが今回、一歩、階段を上ることができたように見えました。
もちろん個々の個性は残しつつ、全体のクオリティをバチーーーン上げてきた。ゴイスー。
初披露でボロボロだったTouchが入っていましたが、ダンスに特化したJr.メンバーを挟みながら、そこともしっかり揃ったステップでした(涙腺がぶち飛んだ)
あとEMMAね!
EMMAも振付のレベルにしては微妙な完成度になっていたのが悔しかったので、今回で取り返せた気がして本当に嬉しかった(ここでも涙腺がぶち飛んだ)
それぞれが「ここでキメる…!」と思ってやって、だから同じくらいの熱量で揃えられたのかなあ。。。
すごかった。ずっとずっとすごかった。
あとどの曲か忘れたんですけど(忘れたんかい)、上→下→上→下って腕を振る振付がある曲で、シゲちゃんが上のときはおてて真っ直ぐにしてるんだけど下で動かすときは手首を直角に曲げてふりふりしてて可愛かった( ᷇࿀ ᷆ )
分かりづらい?分かりづらいよね?
キューピーちゃんみたいなおてての角度で、腰を曲げてプリケツも振りながら下でふりふりしてたんですよ。
…やっぱり分かりづらいね??円盤待とうね
▶︎NEWS、光演出をモノにする
NEVERLANDは7つの要素をテーマにしているだけあって、全体的にそれらをもりもり盛り込んでありました( ᷇࿀ ᷆ )
その中で素晴らしかったのは光演出です。
ライブ演出なんて照明ありきでは?と思う人もいると思うし実際そうなんだけど、NEWSはライティングをやっているだけ、という感じでした。
曲に合わせたライティング、ダンスに合わせたライティング、移動に合わせたライティング。
それでもNEWSが素晴らしいから素晴らしく見えるんだけど(結局)、ダンスと同じでここもさらに上へいける気がしていました。
そんなときの、NEVERLAND。
今回のライティングは、「照らす」ではなく「共演する」だった。
光も出演者であるみたいに、NEWSや曲の引き立て役ではなくそこにあった。
上からも下からも横からもびゅんびゅん飛ぶ光とパフォーマンスを繰り広げるNEWS、きれいだったなあ。
NEWSがみんな30代という大台に乗る年だからできたのかな?と思ったんですけどどうでしょう。。。
若い頃に光演出をこだわるのもいいけれど、本人たちが明るくて眩しいうちは、メンバーのパフォーマンスとライティングがバチバチしちゃって眩しすぎるんですよね。
だからメンバーの引き立て役にするしかない。
でも大人になってくると土台ができているから、ライティングを活かせたり抑えたりっていうのが自分でできるようになる。
それが今回できていたのかな?と感じています。
▶︎ソロの"静"と"動"
アルバムを聴いたときから、なんですかこのバランスのとれたソロ曲は???と思っていたので、ライブがめちゃくちゃ楽しみでした。
私たちはどう抱かれるのかなってI'm comingも期待大( ᷇࿀ ᷆ )
アルバムで4曲連続したものを聴いていたときは気にならなかったんですけど、散らばったライブでパフォーマンス込みのソロ曲を聴いたら、すごかった。
シゲちゃん「あやめ」
↓
慶ちゃん「ニャン太」
↓
まっすー「FOREVER MINE」
↓
手越くん「I'm coming」
という流れだったんだけど、それぞれ曲前にVTRが入ってからのパフォーマンス。
ソロ曲がテーマの切り替えポイントになっているらしい…!😳ほほう
だから雰囲気がガラッと変わるのは納得だったんですけど、私がすごいと思ったのは、''静"と"動"の使い方。
アルバムの段階では、
「あやめ」はしっとり美しいメロディーで"静"
「ニャン太」は切ないけど未来を見据えて進んでいるから"動"
「FOREVER MINE」は歌詞と歌声が優しいから"静"
「I'm coming」は雰囲気的にも物理的にも"動"(笑)
って思ってたんです。
け!ど!ね!
ライブを観てみたらこりゃまあびっくり!!
「あやめ」が"動"、「ニャン太」が"静"。
ダンスがあるとかしっとり歌うとかではなくてね。受ける印象的にね。
詳しいことをもうちょい書きたいので、ソロ曲はそれぞれ章立てしたいと思います〜!
▶︎あやめ
何にも染まらない白をまとって、シゲちゃんがセンターステージに登場。
ダンスがコンテンポラリーダンスで、歌詞や世界観を可視化するのに最適だったと思います。
Jr.もダンスというより身体表現って感じで、加藤シゲアキの世界観を追求したらそこにたどり着いたのかなって。
ダンスはもちろんだけど他にすごく良かったなと思ったのは、CDとは違って歌い方が熱かったところ。
言葉ひとつひとつを噛み締め、責任を持ち、届けるような。
それは歌っているようでもあったし朗読しているようでもあったし、語りかけているようでもありました。
今回のシゲソロ、発売されたときはいい意見もそうでない意見もありましたね。
シゲちゃんの頭の中の世界は壮大で緻密で繊細だからちょっと難しいですよね〜今回のも然りで。
けれど、じゃあパフォーマンスで分かりやすくしよ〜!とならないのが、加藤さんでした。
自分の世界に対してのこだわりを追求し続けたなって。他人の意見より、まずは自分がどうしたいかだよなって。
ありがとうシゲちゃん。
あなたの選んだ言葉、あなたの描いた世界、あなたの「あやめ」に、救われた人がたくさんいたと思います。
▶︎ニャン太
小山さん登場→ネックレスをぎゅっと握る→おてて合わせる→空へ祈る
と、私たちは慶ちゃんの悲しみと覚悟と優しさとを見守る場面に立ち会えました。
歌詞の切なさが曲のテンポで悲しくなりすぎないようになっていたアルバムの段階。
しかしライブではマイクを持ってメインステージに立ったままのパフォーマンスでした。
(土)は、ニャン太は耐えたけどそのあとの恋知ら→フルスイングの流れで涙腺決壊した慶ちゃん。
(日)、ニャン太でぶわっと慶ちゃん。でも歌い切る。
ちゃんと届いていたと思うよ慶ちゃん。よく頑張りました。
マイクを強く握りしめ、目をぎゅっとつむって、声を力いっぱいに出して披露した「ニャン太」。
アルバムより何倍も何十倍も何百倍も素晴らしくて、本人はつらくなっちゃうこともあったと思うけれど、これをファンと共有する選択をしてくれて嬉しかった。
ありがとう慶ちゃん。
"伝える"ことで闘うあなたにしかできないパフォーマンスでした。全部全部届いたよ。
▶︎FOREVER MINE
まっすー、スタンドマイクでの歌唱でした。
まっすーといえばダンスチューンが多くて、ガシガシ踊るのが続いていましたね〜それも好きだけど!
今回はカバーということで、まっすー的にも愛着のある曲を歌えるっていうので「歌」に重点を置きたかったんだろうな。
(土)より(日)。
オーラスでのFOREVER MINE、声の美しさはもちろんなんだけど、心の込め方がとんでもなかった。
シゲちゃんとか手越くんは歌の世界観を表現するように心を込めるけど、小山さんとまっすーは歌うことに心を込めているなって思ってたのだけど、やっぱりそうだった。と思う。
丁寧に丁寧に歌詞を紡いでいって、優しく音に乗せる。
ま、まっすーのいいところ出ちゃってるゥ〜( ; ; )
東京ドームという響き方も伝わる速さも特殊な場所なのに、ブレない歌唱力と止まることない成長を今回も観られました。
ありがとうまっすー。
メンバーが一番良く見える形を分かっているあなたは、やっぱり、自分が一番良く見える形も分かっています。私たちが惚れちゃう増田貴久の在り方、分かってるね!
▶︎I'm coming
きましたね!私たちのI'm coming!!!
ねえこれよく通報されなかったよね?
私は心の中で何度も警察呼んだけどね
アルバムが出る前は「今年こそ手越くんよ幸せになって…」と思ってたけどまさか抱くとは(?)
他3人がロック調ではないものをチョイスしてきた中でのさすがは手越祐也、銀河一のロッカーだね( ᷇࿀ ᷆ )!
曲だけで言葉を失って悶え倒れるしかなかったのにそれをパフォーマンスとして観るってどうなっちゃうの〜〜?!と思ってドキドキでした。
パフォーマンスを観ても悶え倒れるしかなかったわ😃
東京ドームの?ど真ん中に?ベッドを置いて??
そこに敷いたシーツは?サテンの?ワインレッドで???
手越祐也が??会場を抱く?ということでしたね???
でも私はちょっと安心した。
このとき、この瞬間のライブで手越くんが発信するものが、手越くんの好きな感じでやりたいもので得意なジャンルだったのは、本人的にファン的にも良かったと思います。
私は拗らせ重すぎオタクなのでI'm comingを聴きながら「エロいーーーーーッ!!!」とだけを思えないような奴です。
手越くんがアイドルとしてアイドルを全うできるものが、今回は必要でした。
ソロ曲で、それができて、本当に良かった。
まさかI'm comingで涙腺がぶち飛ぶとは思ってなかったんですけど、ウワァァァ手越祐也が手越祐也してる( ; ; )と思ったら泣かずにはいられませんでした。
さくらガール→I'm coming という流れもズルすぎたッス(さくガからぼろぼろではあった)。
ありがとう手越くん。
いろいろなことを考えず自分の好きなものをめいいっぱい楽しんでいる姿を見られて良かったよ。ドキドキしっぱなしでした。一生好きだと思いました。
オーラスの席がセンターステージ下手側の一番手前(まあるいところの最前列)だったので、I'm comingは手越くんのM字開脚を凝視できる位置でした。
ごちそうさまでした。思い出しただけでごはんが進みます。
▶︎▶︎▶︎
と、こんな感じですかね〜!(長い)
ここらで終わろうかと思うけど、オーラス後にツイッターであった「あやめを他3人が披露した話」について、ここでも書いておきたいなと思います。
嫌な気持ちにさせてしまうかもしれないけど、綴っておきたいのでちょっとだけ。
ライブに入らなかった方もレポなどで知っているかと思いますが、オーラスMCで「シゲのあやめが大好き」と3人が言い出したところから披露するくだりがありました。
なんとまるっと1曲!
最初は、冒頭のパタッと倒れる場面に小山さんが「シゲーーーーーッ!!!」って思っちゃう、みたいなコヤシゲ旨い旨い😋って感じだったから、私たちもまさかやるとは……。
スタッフさんやJr.も総動員で、シゲちゃんの「あやめ」とほぼ同じ構成で披露してくれました。
それを観ていたときはセンターステージの3人しか見えなくて(メインステージは照明が落ちていて見えなかった)、私は単純に楽しんでいました。
3人の「あやめ」を、いいじゃん!と、思ったんです。
けれどライブが終わってツイッターを見たら、あれが、あの時間が苦しかった人たちがいました。
世界観を馬鹿にされたと感じた人、シゲちゃんのパフォーマンスを上書きされたように感じた人、愛があるなんて感じないと思った人。
私のTLに流れるいろいろな言葉は、みんな、「好きだから」溢れるものでした。
私は手越くんが好きだから、透き通った声があの曲に合っていて、聴けたのがすごくすごく嬉しかった。
でも苦しいと感じた人も、シゲちゃんの「あやめ」が好きで、好きで好きで大好きで、だから他の形にされるのを複雑に感じた。
分かる。分かるよね。
私たちならきっと分かるよね。
どちらの気持ちも、きっと分かるはずだよね。
だから私の気持ちを話します。
3人が「あやめ好きなのよ〜」って言ったのは本心だと思うし、自分たちはやらないパフォーマンスだからやってみたかったのも本当だと思う。
あの場にはいろいろな人がいて、メンバーも笑いながら話していたし、どうしても笑いは起こってしまった。
でも、別にみんな笑いたかったわけじゃない。楽しい、って思った。ただそれだけだと思います。
それもこれも、シゲちゃんが大変な思いをして「あやめ」を作り上げてくれたおかげです。
リスペクトはちゃんとあったと、私は思います。
手越くんたちを庇ってるみたいに感じさせてしまったらごめんなさい。
私は、シゲちゃんの世界に3人が踏み入れてくれたんだと思ってる。
少しの間、扉を開けたままにしてくれたんだと思ってる。
けれど、良ければ、あの時間を「苦しい」と思った人の気持ちを聞かせてほしい。
シゲがこんな顔してたんだ。
私はこれが嫌だったんだ。
そういうの全部、聞かせてほしい。
私も目をつむらずに受け止めたい。全部理解したい。
そんな一歩は向こうからのを待っていてもダメだと思って、まずは私の気持ちも書いてみました。
うまくまとめられなかったけど…!いつもか
▶︎▶︎▶︎
ハイじゃあここで本当におしまいです。
長々と拙い文章が続きましたが、お読みいただきありがとうございます😊うふふ
みさ